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BLOGN(ぶろぐん)

理想のフッキング
 先週末の早朝、流れの中のスズキ釣りに行きました。この日は2匹しか魚は出ませんでしたが、2匹とも上手くフッキング出来、満足の早朝でした。

 流れの中のストリーマーやウエットの釣りでのフッキングはなかなか難しいものです。

 ダウンクロスに投げたフライが流れを横切っている時、ラインに何かを引っ掛けたような抵抗を感じます。その時、少しラインを緩め、ラインが魚の口より下流側に来た時にフッキングする。というのが理想だそうです。

 この釣りを始めた頃は、ツンと鋭くラインを引き込むアタリに必死で合わそうと四苦八苦していたのですが、どんなに早合わせをしても全くフッキングしません。

 スズキが、捕食した物が異物だと判断するとヤマメと同等かそれ以上の速さで吐き出すそうです。中には口を全く閉じずに吐き出す強者も居るそうです。

 ラインを引き込み、手に感触が伝わってから合わせを入れても、もう既にフライは魚の口の中に無いと言う事になります。

 しかし、捕食したフライにラインの抵抗をあまり感じないようにするとヤマメ同様、割りと長い時間フライを吐き出さない印象を受けます。

 その為にもラインに強い流れの抵抗を掛けないように張らず弛めずの状態でフライを流れの中でゆっくりと横切らせる事が重要になってくるのだと思っています。

 しかし、これがなかなか難しい。いつも理想的に流せないのです。

 先週は上手く行きました。強い流れの対岸にダウンクロスにフライを投げます。フライが着水と同時に上流側に一度大きくメンディング。

 そしてメンディングと同時に竿を上流側に持ってくると同時に竿を立てます。流れに合わせて竿を下流側に倒しながらラインの張りを調整し、フライのスイングのスピードをコントロールします。

 すると、ゴミか何かを引っ掛けたような抵抗を感じました。

 そのままラインを少し送り込んで竿を立てると、上手くフッキング。そして、こういう時には、最初必ず上流に向けて魚は走ります。実はラインが下流に魚を引っ張るので、それとは反対側の上流に魚が泳ぎだすのです。

 そのまま下流に移動しながら竿を下流側に倒します。すると魚は瀬をどんどん上りながら走ります。こうする事で魚をあまり走らす事無く早く弱らせ取り込む事ができました。






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 余談ですが、ラインの水抵抗を利用して魚を誘導すると言う事もやって見ました。

 HPの釣行日誌にも少し書きましたが、先週2箇所目の場所は、長い瀬の瀬頭から釣りをしました。対岸からは岸沿いに下流に移動できるのですが、こちらからは下流に移動できません。

 日が昇り、時間もゆっくり取れないので対岸に移動するのも面倒でした。そのまま瀬頭から対岸にフライを投げ釣りをしました。

 キャストで届かない下流は、ラインを上流から対岸方向に投げ、流し込んでからフライをターンさせて探って行きます。

 ランニングラインがほぼすべてリールから出た所まで探った所で魚がヒットしてしまいました。瀬頭からはるか彼方下流で魚がエラ洗いしています。

 竿をグッと立てると魚が一気に下流に走り出しました。6番ロッドでこの早い流れを逆引いて来る事は無理です。

 どうしたものか?ラインテンションを抜き魚を下流走らないようにします。これ以上、下流に走られるとまた早瀬が待ち受けています。

 竿を立て、ラインを緩めた状態でじっとしていると、少しずつ魚がこちらに向けて瀬を上ってきました。それに合わせてリールにラインを巻き取って行きます。

 実は、ラインが下流側に流された為に、それとは反対方向の上流側に魚が泳ぎだしたようです。

 そしてとうとうシューティングヘッドがリールに収まってきました。そこで一気にラインにテンションを掛けて魚を寄せました。少し抵抗を見せましたが、瀬を上ってきているので、最初のような元気は魚には残っていませんでした。




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| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=181 |
| 釣り::釣り方 | 2008/07/03, (Thursday) 06:51 PM | comments (0) | trackback (0) |