宮崎市内は、ソメイヨシノの花のピークは今週前半位で、そろそろ花が散りだしているようです。
皆さんもニュースなどでご存知だと思いますが、今年のソメイヨシノの開花前線は、関東地方から南下してきました。
ソメイヨシノは、「休眠打破」といって、冬の一定期間寒さにあたり、その後暖かくならないと開花が促進されません。ところが、今年の宮崎は、本来寒くならなくてはいけない11月から2月上旬にかけて暖かく、しかも、暖かくならないといけない2月下旬から3月上旬にかけて、割と気温が低い状態が続きました。
そんな影響で、宮崎のソメイヨシノの開花が、関東地方より遅くなるという現象が起こったようです。
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葉が先に出てから開花した |
本来、ソメイヨシノは、花が散りだす頃に新葉が出だすのですが、わが社の裏の畑のソメイヨシノなんかは、蕾の状態で先に葉が出てきて、先週ようやく花が咲きだした状態でした。
現在も新芽が随分と出ているのにまだ蕾が残っている状態です。
こんなソメイヨシノは、この木だけかと思ったのですが、市内の数箇所でこんな状態のソメイヨシノを確認しました。
これも、温暖化の影響なのでしょうか?今年の特異な気象であればいいのですが・・・。
このまま温暖化が進めば、宮崎ではきれいなソメイヨシノ開花を見る事が出来なくなるのではないかと心配になったりします。
| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=156 |
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植物 | 2008/04/10, (Thursday) 05:42 PM |
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