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BLOGN(ぶろぐん)

厄年の終わりに(5)
正月もほとんど寝たきり状態だった。

毎日何もする事なく過すのは、本当に辛かった。

色々な事が頭をよぎった。

仕事中に怪我をした自分自身が情けなかったし、仕事人としての自信もなくなってきた。もちろんこんな状態だから、釣りをしたいなんて言う意欲はまるっきり起こらない。

心の中はどんどんとマイナス思考になってくる。

なかなか直らない足に、不安がどんどんと膨らんでくる。

怪我が治っても、まともに歩けないのではないか?歩けないと仕事にも復帰できないし釣りどころではないなと思った。

気を紛らわす為に、思い切って近くの神社に歩いて初詣に行って見たり。少し近くの川の堤防を散歩したりして見た。

正月が明け、また病院通いが始まった。

相変わらず膝に水が溜まった状態で、すごく腫れている。この水を抜くのが、痛かった。大きな注射器に太い針。これを膝に刺して水を抜く。注射器を刺すのも痛かったが、その後1時間位は、膝を動かすと激痛が走り足を動かす事が出来なかった。この注射後の痛みの方が大変だった。

正月が明けて何日か経った所でようやく膝を固定する装具が外された。これでようやく歩く事が出来るかと思ったのだが、そう甘くは無かった。

膝の痛みは取れていないし、力が入らずに足を踏ん張る事が出来なかった。おまけに膝をほとんど曲げる事すら出来ない状態だった。

冬季休暇が明け、何とか自力で会社に行くことが出来るようになったが、病院通いは続いた。

 関節が固まっているので、それをやわらかくする為と、弱った筋力を回復する為のリハビリが始まった。膝の水は相変わらず溜まり、足の関節はなかなか普通に曲げる事も出来なかった。
 
ようやく、平坦な場所を歩く事が出来るようになったのは、怪我をしてから1ヶ月ほど経ってからだった。そして、膝が曲げられるようにり、膝に力が入るのには、まだ数ヶ月の月日が必要だった。
(終わり)




会社の隣の宮司さんの話によると、人間は周期的に疲れみたいなのがやって来て、体が弱ったり、注意が散漫になったりするそうです。
それが厄年にあたると言う事でした。この年に体調を崩したり、事故を起こしたりする人が割りと多いそうです。

 この一連の出来事は、健康である事のありがたさをしみじみと感じる出来事だったと思っています。





| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=137 |
| 釣り::回顧録 | 2008/02/03, (Sunday) 05:43 PM | comments (0) | trackback (0) |