11〜12月にかけては、ヒラスズキの好期の筈なのですが、最近は釣りにも行けていない状態が続いています。
さて、 左の写真は、もう随分前になる10月のものです。
ちょっと訳あって、渓流用のショートベストにヒップウエーダー。妙な格好です。
しかし、この魚はいろんな意味で生涯忘れられない魚となりました。
当時は、ほとんど釣りに行っていない時期で、久し振りの釣りだったと思います。
釣りに行くと言ったら、今の嫁と義母が一緒に行く事になり、ちょこっと道端の磯を叩いてドライブにでも行こうと思っていました。
2人を待たせているので、この辺りで一番いいポイントから叩く事にしました。
昼近くの干潮、波はあまり無くヒラスズキを釣るにはあまりいい条件とは言えません。
リールからラインを引き出し、波が来るのを待ってからキャストします。手前から段々と沖に向かってポイントを探って行きます。
数投目で、水面に大きな波紋が出来、ラインがグッと重くなりました。2度ほど合わせを入れた所で魚が走ります。2、3度ほどリールが逆転しましたが、その直後にスズキ特有のエラ洗い。顔の大きさから、なかなかいいサイズのようです。
魚はもうかなりグッタリしているようです。しかし、沖に払い出す流れが強くなかなか寄せられません。ある程度魚を寄せてから、岩の先端に出て、魚をスリットの奥に誘導して無事ランディング。
結局、30分位は釣りをしたでしょうか?あっと言う間のお楽しみでした。
ちょっと痩せていたので、そう大きくは無いと思っていたのですが、家の持ち帰り測ってみると90cmありました。ウエイトはそんなに無いと思います。何と今まで釣ったヒラスズキの中で一番長い魚だったのです。
そして、その次の週に入籍したので、独身最後の記念すべき魚となったのでした。
と、ここまでは良かったのですが・・・。
なぜかその後、大物(80cm以上)のヒラスズキが全く釣れなくなりました。
昨年末は久し振りに80cmの魚を釣ったのですが、その後すぐに足の怪我で釣りどころか仕事にも行けなくなってしまいました。
今年も、大物のヒラスズキには縁の無い状態のまま年が暮れてしまいそうです。
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釣り::回顧録 | 2007/12/16, (Sunday) 07:55 PM |
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