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476金山(2245m)・天狗原山(2197m) (2010.07.20火)
前半 5:30  後半 3:30  所要時間 9:00  休憩 0:55 
Dolphyさん・福ちゃん・長さん・ジオンさん・私の5人

時間  タイム コース タイム 時間
21:00 大垣〜美濃IC〜豊科IC〜道の駅小谷 2:00
5:25 朝食5:10/ P.駐車スペース(約5台) 6:00
6:15 - @登山口 - 16:00
6:30 - A巨大ブナ - -
7:20 1:05 B水場  / 〜15:30 0:30 15:20
7:35 -   小沢・遅い水芭蕉 0:20 15:00
7:55 0:35 C垂直な岩場/  0:10 14:50
8:15 0:20 DV字沢 天然クーラー 0:25 14:25
時間  タイム コース タイム 時間
9:00 0:45 Eガレ場直下 (花畑) 0:20 14:05
10:15 1:15 F倒木 (雨飾展望) 0:45 13:20
10:35 0:20 G天狗原山 (石仏) 0:15 13:05
10:55 -   下った先の雪渓・沢 - 12:45
11:10 0:35 H神ノ田圃 (花畑) 0:25 12:40
11:45 0:35 I金山山頂 0:20 12:20


  ランチ 散策

- 5:30 所要時間 3:30 9:00


和たん達と金山へ行くことに。2日前にハードな別山に登ってまだ太股がおかしい。
金山、天狗原山なんて大したことないだろうと思って改めてガイドブックを見ると登り5時間。これはえらいことだ、大丈夫かな。
でも花がすばらしそうだ。別山で堪能したが、またまた見られるとはうれしい。
地図を見ると、妙高火打、雨飾が目の前だ、白馬も見えるだろう。楽しみですね。

だけど、こんな山を和たん達はどこから探してくるのだろう。マニアックな山が好きな僕でも知らないのに。感心しますね。

 

7/20(火) 金山(かなやま、2245m)、天狗原山(てんぐはらやま、2197m) 
 小谷温泉の先から登る信越国境の山。花の山で知られているとのこと。

 

登山口からブナ林の急登が待っていました。きついきつい。
でも水場を過ぎて少し行くとお化けミズバショウから始まって花が出てくる。疲れが吹っ飛びますね。
まずキヌガサソウの大群落。こんな大群落は初めてです。
籾糠山や白山平瀬道のキヌガサソウはすばらしいと思っていたが規模が違いますね。
それからちょっとガレたところで初めて見るシナノナデシコ、カワラナデシコ、テガタチドリ、ホタルブクロなどの花々が。
でもこれはまだ序の口だと言うことが天狗原山に来て分かりました。
ハクサンコザクラ、シナノキンバイ、チングルマなどのお花畑がすばらしい。
さらに金山への谷間にシラネアオイまで咲いているのだから。前日登った別山の花が霞んでしまうほど花花花の山でした。

展望は目前に焼山、火打山が。見ているとちょっと焼山まで行ってこれるような錯覚を覚える。
その横の妙高はずっと頭に雲が懸かっていたが帰る頃には切れましたね。
また高妻山、戸隠山、雲の懸かった黒姫山となつかしい山々に囲まれてうれしかったですね。
目前の雨飾山はあまりに低いのでびっくり。そうですね、雨飾は2000mないのだから。
また白馬などの北アルプスが雲の中でちらりとしか見られなかったのが残念。

こんな花のすばらしい山なのに登山者とはあまり会わなかった。ちょっときつい山だからかな。
でも花花花とブナ林、しらびそなどの針葉樹林と雪渓と火打などの展望と 本当にすばらしい山でした。

この山の企画は和たんが。いつもの和たん、ジオンさん、福ちゃん、長さんと。
前夜、道の駅「小谷」で仮眠(女性はテント泊、僕は車中泊)。
小谷温泉の先の金山登山口から、登り5時間、下り3時間半。残念なことに長さんはばてて天狗原山までしか行けず。

下山後に入った小谷温泉の雨飾高原露天風呂は最高。
ブナ林のまっただ中の露天風呂。森林浴をしながら温泉に浸かっているのかな。

(Dolphyさん記)
 【昨日のお宿】 6:30 A巨大ブナ
道の駅小谷を下り、トンネルを越えてすぐを左折し、雨飾山荘まで行き、
そこを右折して林道笹ヶ峰・小谷線を約4km走った先に登山口あり。
 【6:15 @登山口】  駐車スペースには5〜6台停めれそう 
 【6:30 A巨大ブナ】 急登ではあるが、ブナの木々を見ながらは癒される
   【7:20 B水場】 この小さな流れではあるが、とっても冷たくて美味しい。
空のペットボトルを満たす
湿地には、巨大ミズバショウ。黄色はメタカラコウかな?




オオバミゾホウズキ
  【7:35 小沢・遅い水芭蕉】 今年初のシラネアオイ。
水芭蕉も遅い雪融けの跡に咲き残ってました


 【7:55 C垂直な岩場】 右は高妻山・左は黒姫山かな?
  【8:15 DV字沢 天然クーラー】 ここは、天然クーラーが利いていて涼しい
キヌガサソウの大群落。こんなに広い範囲に咲いてるのは見たことがない
只凄いの一言
  【9:00 Eガレ場直下 (花畑)】

ミヤマキンポウゲの群落も凄い。雑誌に紹介されたが、人の出入りが少ない所は花も多んですね
シナノナゲシコはここでが初めて
他に10種類程の花々が咲き乱れる。先に中々進めれない
ザレた急登が2箇所ある

9:45 雪倉・白馬方面の山並が覗く。何山か不明
 【10:15 F倒木 (雨飾展望)】
 
雨飾山(H14.10.11)に登ってますが、あんなに低かったかなと思わせる。
1963mとこちらより、低いんだ 
この先で、初の雪渓。急いで雪を触りに行ったのは言うまでもない
この先へ回り込むと、火打岳や焼山が見えてくる
そしてお花の楽園がここからスタート。群生地である
チングルマ・シナノキンバイが多く、ハクサンチドリ・アオノツガザクラがポチポチ
 【10:35 G天狗原山 (石仏)】
後ろを振り返ると高妻山、右手に戸隠山が見える
この山を知ったのも、高妻山(H21.09.09)に行った時に教えてもらったのである
大好きな火打山(H20.07.02に3回目)も見える
ここから、一旦下る。雪渓の残る所にはお花がいっぱい
この先が見ごろなんですが、長さんは残念ながらここまで。
ハクサンコザクラの群落はそうない
 【10:55 下った先の雪渓・沢】
この辺りはチングルマが多い
 【11:10 H神ノ田圃 (花畑)】
ニッコウキスゲの蕾もちらほら
  
【11:45 I金山山頂 / ランチ 11:45〜12:20】 展望はありません
  
 
福ちゃんのお惣菜を戴きながらランチ

雪渓4箇所を堪能しながら下山
流石に暑く、下りのアップダウンは体に堪えました
辛かったけど、来た甲斐のある山でした。
今回はDolphyさんに運転して戴き、大変助かりました。
車中ではずつと居眠りしてました。
 【出会った花・一部/ Dolphyさん撮影
 
花の種類も多いし、ハクサンコザクラ・キヌガサソウの群落は他には見られない