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360.修験業山手前・( 2008.11.19 )
アドベンチャー登山(梯子谷を詰める)


 
寒波が南下し、寒さが増しています。
例年より2週間早い寒さとか。
で、天蓋山を予定していましたが、晴れマークの奈良方面へ
(夕森山も候補でしたが、4年間は災害で登れないそうです。)

トトロさんに夜8時半頃、学能堂山へ行きますと
メールしたら、ご参加下さるとの事。

さて、奥津まできたら雨だ。山頂は雪模様。

杉平に向かう途中で、こちらに向かうトトロ車と出会い、
杉林の学能堂山より、修験業山がいいからそちらにと。

急遽、行先変更。後に着いて若宮八幡宮へ

ガイド本には4時間45分。
帰りは迷いやすいらしい。駐車場に戻ると。
トトロさんも初めての山らしい。

まずは、雨具を着用し、ガイド本を読み、おおよそのコースを
つかんだつもりでいた。
神社の神主様にも登山口を聞いての登り。

が、思いがけない落とし穴が。
時間  コース タイム
6:10 大垣〜登山口 9:05
9:35 P.若宮八幡宮
10:02 @水源かん養保安林 0:27
10:30 A沢出合 0:28
10:55 B二股(沢) 0:25
11:30 C樹林帯への急登 0:35
12:10 DP800m付近 0:40
13:05 E小ピーク〜13:10 0:55
13:25 F小ピーク(赤テープ) 0:15
13:55 G栗ノ木岳分岐 0:30
14:05 H激下り・ロープ 0:10
15:10 I堰堤〜15:15 1:05
15:35 J林道 0:20
16:00 P.駐車場 0:25
16:30 登山口〜大垣 19:20
所要時間 6:15



鈴鹿の山並み

雲ひとつなく、期待が大きく膨らむ。

【 6:10 大垣を出る… 待ち合わせ場所に 】
      松阪ICを下車するまでは、どっぴーかん。申し分のないお天気。次第に怪しげな空気に
【 9:35 P.若宮八幡宮  】
     青空はどこ??  なんや、かんやで、山を変更。曽爾高原へ向かった乱丸さんらは撤退だそうな。
     社務所の前で神主さんに登山口情報を尋ねる。が、銘々それぞれに思い違いをし、正確には
    「トイレ前をずっと行き、川に突き当ったら、登山口がある。」そう言われたそうな。(帰り判明)
    しかも、コースが左回りであるのに、右まわりと勘違い。色々ありましたが、アドベンチャー登山と題しました。
広くて立派な駐車場にはトイレも完備。登山口と言うよりは、参道。
途中の道でも、灯籠が立ち並ぶ。紅葉の葉が赤く敷き詰められ、風情がある。

みそぎ滝




橋を渡る




トイレの前を通過




この時点ですでに間違い
【 10:02 @水源かん養保安林 】
        右手に沢を見ながら歩く。道がしっかりし、テープもあったので、まだ疑うことはなかった。


10:06 炭焼き跡の雰囲気
【 10:30 A沢出合 】左岸へ渡り、沢を歩く


10:48 最後のピンク印
【 10:55 B二股(沢) 】修験業谷の説明ながら、梯子谷にも通じるものがある。
       堰堤を越え、明るい川原の二股に出る。真ん中の林の中を登って左の谷に出て右岸に渡る。
       荒れた谷に沿ってしばらく登り、左折して植林された山腹をジグザグに登り詰め、支尾根に取り付く。
トトロさんから、お手製干し柿を戴く。他にも色々ありがとう。

道があるが、印がない。

ここで、間違った事に気着き、
とにかく谷を詰め、支尾根に取り付き
主尾根に出る方向で進む。
【 11:30 C樹林帯への急登  】ここまで来ると木々が白い
      ここからの登りがきつい。急で捕まるものがない所もあり、喘ぎながらの難所。
      涸れ沢を越えた左先に多少楽なしうな道があり、そちれへ向う。
【 12:10 DP800m付近 】Dolphyさんの高度計で約800m。主尾根まで200mはまだ登りがある。
       本来歩くべき尾根らしきものが見えた時ははっとした。
左手に切り立った崖がある。そこは紅葉した自然林がシラカバのように雪化粧し、信州の雰囲気
激登りで足が進まない。銀杏峰を思い出す。まだマシかな。
木の間から山並みが。大洞山・尼ヶ岳だろうか?風車が良く見える青山高原もよく見える

わ〜〜い。がんばったので、こんな素晴らしい展望がお出迎え

なだらかのは学能堂山かな?右手は大洞山
【13:05 E小ピーク〜13:10  】主尾根(左手栗ノ木岳の下り)に取り付く。根から倒れた木々が多い
       反対側・大台ケ原方面?はまた素晴らしい。光がさし、輝いてみえる。紅葉も赤い。
振り向くと、登頂できなかった栗ノ木山がある。
台高の山並みだろうがよくわからない。
ただ、綺麗な景色に見入るものの、氷点下だろう、寒くてじっとしていられない。
【 13:25 F小ピーク(赤テープ) 】積雪3〜5cm。新雪は気持ちいい。
【 13:30 岩の細尾根 】 細いロープが付いている。急登なので、ひ弱でもあると助かる。
        雪があり、滑りやすいので、慎重に歩く。靴底には圧接した雪が付着。
【 13:40 大展望 】修験業山が見える。今回はパス。この先は三峰まで続いている。
     コトはん&コトどんら(2007.05.12)単独行さんらパーティが縦走されている、。シャクナゲの時期にチャレンジしたいな。

13:48 小ピーク
【 13:55 G栗ノ木岳分岐 】
14:00 大展望

屏風岩の方面かな
【 14:05 H激下り・ロープ 】 ゆっくり、慎重に歩きます
【 14:35 細尾根 】細尾根、これが最後..吊皮のような根っこがあり、それを捕まりながらの下り。
【 15:10 I堰堤〜15:15 】堰堤の手前に禊用のロープが張られていた。
       膝を痛めているDolphyさんを待つ。最後尾を歩く私が先頭で歩いてきたんですよ。
右手に沢を見ながら、落ち葉の登山道を歩く
【 15:35 J林道 】左からの白山谷を越えて林道に上がる。
15:38 瑞雲滝(七段はありそう) 15:40 はらい滝 (手前にロープあり)橋を渡る
時期が過ぎた紅葉のトンネルを歩く 【 15:55 社務所前 】【 16:00 P.駐車場 】
紅葉の旬の時期には大渋滞だそうな。
【 16:00 お茶 16:30 】トイレの右手に川へ下りる道がある。越えた先が登山口のようだ 。
コースタイムより時間がかかりましたが、暗くなる前に帰れてよかった。
素晴らしい景色がみれ、ラッキーな山でした。
トトロさん、ありがとう。
奈良(三重)でも雪が降るんだなと再認識。
以前、トトロさんがwolfgangさんの企画で大台ケ原(2005.11.19)の時も
急な冷え込みで樹氷がみえたようです。
らぶさん・ジオンさんから素晴らしいと何度も聞かされた伝説の山でした。
その時がひよこ隊との最初の関わりのようでした。