ぼちぼち山歩記 今年の山紀行 出あった方々  LINK   水曜会・まったり会    とっておきの一枚   トップへ

雪山登山を始めて3年になる。
足に優しく、決まった道を歩かなくてもいのが好きです。
スノーシューにもだいぶ慣れてきた。購入して5年になる。

前回はH16.04.26の残雪期に主人と登っている
登りたい山が多く、同じ山はそんなに繰り返し登らない。
ほぼ3年になるので、再チャレンジ

雪の多さでは、今年は少ないとは言いながらも、歩き応えがあった
パフパフの雪なのもうれしい。

                                                                                        




自宅を7時半に出、スキー場に9時5分に到着。
高速道路に近いのはありがたい。
途中の山道も雪がなく、スタッドレスで問題ない。

スキー場で駐車させていただき、トイレもお借りする。
リフトが使用できないかお伺いすると、即答で断られた。

駐車場発 9:35

前回は夏道(林道700m歩いた先、25分)使用
リフトに平行して尾根歩きが出来るのを知り
谷を見て、最初のカーブ手前で尾根に這い上がる足跡を見つけ(7分程)登る

@ 9:45 支尾根に
その支尾根をスキー場のリフトを見ながら、
やかましいバックミュージックが流れる中、ふかふかの雪を楽しむ



山間部は雪がの通り、ちょっとチラつく
時折、日差しが出たが、この間だけだった


雪山は天候によって、衣類の調整が難しい
着込んでいると暑くなり、脱ぐことに
アンダーウエアーも保温性に優れすぎると暑いので
フリースの下は半袖のTシャツのみ


10:25 第一リフト終点地点
思うまま、気ままに歩けるのは雪ならでは
今回はすぐ右手にリフトという目印があり
滑走路に入らないよう際を歩いて最短距離を目指す


途中でネコヤナギの芽が芽吹いていた
それだけ、今年は温かい。
昨日も3月上旬の陽気であった。


昨日か今朝新雪が降ったようで
先客の足跡の上に雪が積もっている

が、邪魔にならない程度に道しるべがあるのは心強い

高度が上がってくると、エビの尻尾も成長


A10:55 リフト管理小屋


左が朝で視界なし。(帰りには、ウイングヒルズのスキー場が見られた)
(右:帰りの写真)

小高い雪の山には雪だるまが

お天気がよければ、目指す毘沙門岳の山頂が見えるのに、本日は残念です。
前回の記憶が蘇る( 私の目には写ってました )

ブナの綺麗な狭いヤセ尾根には、雪庇が飛び出している
左に寄り過ぎないように、木の間をくぐりながら進んでいく
ここに来て、風の通り道で寒く感じる

芽吹いて銀色の綿毛のネコヤナギの表面にエビの尻尾が



10:55 山頂まで60分の案内板

A11:00 1201mピーク
印には気がつかないが、先駆者(本日はいない)の
足跡が90度角度を変え、下っていった。



11:04 ちょっとした下りで、ここで急に真新しいスノーシューの跡が出現。
(その主は誰だか後ですぐにわかった)

振り向くとリフト小屋への尾根が見える



けたたましい、ヘリの音がする。
何か運んでるのかなと思われるくらい近い。

戦争中、B29が爆弾を落としたらどんなだろう??
そんなことを急に考え、恐怖に戦いた



11:13 鷲ヶ岳方面がよく見える場所に出るが、展望は利かない
雪庇に注意しながら、左に寄り過ぎないように歩く



11:15 前方の斜面を 担架に積んだ荷物を降ろしている
10人ほどの団体さんがいた。
救助訓練のようだ。
そこへ、先ほどのヘリが近づいてきた。11:20
ヘリには航空自衛隊の名があった。
扉が開き、その荷物を引き上げて去っていった

その間、指揮官らしき方がヘリの接近で起こる風を避けるよう
避難させられた。こうして高見の見物と相ないました
そう、出会えるものではない。

先ほど、急に現れた足跡も別ルートから登ってみえた為だった。


11:25 この坂が中々手強い
つま先の歯を立て、キックステップのようにして
一歩一歩くいしめながら上へ
( 銀杏峰はもっと傾斜があったが、締まっていたな〜 )
サラサラの雪は、足が流れる
たかが10歩前後に喘ぐ

大きなブナがまっすぐ上に育っている
枝にはエビの尻尾が

あ〜、青空が見えたら、キラキラ輝くだろうな


B11:28
 これまで小さなピークを2〜3越え、これが最後

11:30 そこを下った先に 下谷作業道と書かれた案内板
もう一つ、山頂まで30分とある




さて、ここからがきつい勾配を登ることに。
覚悟しなさいよと。冷たい風が頬をたたく

ここからは白山や野伏から願教寺山への山並みが見えるんだがね〜
前回に見てるんだけど、ちょっとでも見えたら疲れも半減するでしょうに

最近、仕事をしているジオンさん。
夜の宴会やら体力増進に励んでいる事でもあり、今回は珍しく、バテ気味
スノーシューは久しぶりだからと。
実際、使う筋肉が多少違うんですよね



背の高い、ブナが点在
少なくても道沿いに、10本以上あり 目印とするには困難が
枯れ木も何本かある



11:55 鹿の角のように枝が白い


12:00 真っ白な空間に木々のシルエットが幻想的?
ちょっと怪しげに迫ってくる感じ


傾斜も緩和され、山頂は近い



12:10 ランチにするにはお天気もなんなんで
おにぎりを食べながら、腹の虫を抑える 〜12:15



C 12:28 山頂に到着 〜12:30
山頂の表示柱が半分埋まってる

風もあり、日差しもないので、すぐさま下山


B’12:50 鞍部
一時間かかって登った所をシリセードも交え、20分で降りてしまった



13:10 … 1201m小ピーク

風があると、自分の歩いた足跡も消されてしまう
今回は、晴天のうはうは気分ではないが

「冬の厳しさも少し知った貴重な体験ができた」と、そう思うことに!!

A’13:20 スキー場リフト終点


自分達にトレースを横に見ながら、また好き勝手な所を通って
尾根芯だけは外さないように降りる

( 一度、途中で谷を越える )

♪ パフパフのぼよよ〜〜ん ぼよよ〜〜ん ♪

なんのCMだったか忘れましたが、口ずさみながら ルンルン。
パウダースノーで気持ちよかった

場所によりますが、40〜50cm沈んだ所もありました。
危なげな地点では、ストックで確認しながら
注意を払ったことを付け加えておきます。

14:00 駐車場
へ無事着きました