カレンダーコレクションです。

2014年(ゲストの方々の画像にて)

3年振りにゲストカレンダー復活です。
今年もギリギリまで雑用が多く、時間切れ寸前セーフの形で組むことが出来ました。




1月

氷の七福神

さくらさん
激しい流れの中で雫が夜間の厳しい寒気に煽られ、一瞬にして氷ってしまった偶然の産物なのでしょうか?
黄金色に輝く朝日が優しく差し始めますが、氷にとっては…
融け出したお姿が、七福神のようにも見えていますね。

テーマカラーは、朝日の黄金色です。

2月

雪のち晴れ

さくらさん
さくらさんの絵ではお馴染みの五軒長屋です。
前日降った雪で真っ白にお化粧した畑にも朝日が差し始めましたが、温もりが感じられるには、もうしばらく時間が掛かりそうです。
でもお家は頭にすっぽりフワフワの雲の綿帽子を被ってぬくぬく…?

テーマカラーは、左端のちっぽけなお家の外壁色です。

3月

ウソ ♂

風さん
サクラの名所で嫌われる反面、福招く鳥ともされウソ替えの天満宮行事もあります。
当に桜のまだ堅い蕾を啄む姿を目にした撮影者、愛用一眼レフに、400ミリ望遠レンズを付けての撮影です。
生のウソも見たかったですが、写すのに夢中な撮影者のこのシーンを遠目に眺めたかったです。

テーマカラーは、首に巻いた紅色スカーフのカラーを貰いました。

4月

東風
(ビロードツリアブ)

風さん
東風吹きはじめる頃、どこからともなく現れる、へんてこりんな虫です。
春季限定、いわばスプリングエフェメラルの一種です。
なんといっても重力を無視したかのように、軽々とやってのける ホバリングの名手です。
アップで見ると流行のちょいワル顔で、目つきは野生そのものです。

テーマカラーは、満開の菜の花色にしました。

5月

カラオケボックス
(ニッポン
ヒゲナガハナバチ)

風さん
ニッポンヒゲナガハナバチ ♂ です。
ビロードツリアブほどではありませんが、彼もホバリングを得意技とします。
カラスムギ覆い茂る原っぱで目にしたマンテマ一茎。一昔前のマイクロホンを彷彿とさせる花房に向かって飛ぶ姿が、まるで複数マイクロホンで多重録音をしているように見えます。
無心な一所懸命さが、おかしくもあり、思わず見入ってしまいました。

テーマカラーは、マイクロホンならぬマンテマの花弁です。

6月

朝焼けの中で
(カルガモ)

さくらさん
田植えはまだのようですね。水面から覗く草が物語っています。
毎朝やって来る喧噪前の静けさの中、水面から雌カルガモの水掻きが発てる音だけが響いてきます。
望遠レンズで切り取った優しい眼差しで、鳥たちの世界を壊さずとても良い雰囲気ですね。

テーマカラーは、無風の水面に映す朝焼け色です。

7月

コスプレ前
(ツマグロヒョウモン
脱皮殻)

neaka さん
一瞬何? と思いましたが 見る内に、虫の脱け殻で、よ〜く見れば、棘も見えます。
撮影者に拘りがあったのでしょう。ご自宅で飼育していたツマグロヒョウモンの脱皮殻と、説明を聞いて納得です。
あまり棘のある生き物は好まれませんので、注意が必要でしょうが、可愛いものは可愛いと想う撮影者に拍手です。
この心持ちで見つめる目を大切に。

テーマカラーは、棘の間から覗いた紅色ラインの面影です。

8月

天上天下唯我独尊
(向日葵)

さくらさん
絵を見て、真っ先に思い浮かんだタイトルです。
向日葵の抜きんでた一輪をとても難しい10ミリという対角魚眼レンズで写し撮っています。
地平線の歪みを見ればお分かりでしょうが、強引になにもかもご自身の足先すら全て写し込んでしまう画角なのに、このすっきり感は、凄いです。このテクニックを身につけたなら、もう怖い物なしですね。

テーマカラーは、もちろん向日葵の花弁色です。

9月

ウェルカム
(ヤマトシジミ♂)

風さん
何故「ウェルカム」なのでしょうか?
日差しを翅表に精一杯受ける目的でしょうが、どう見ても両手を広げ大歓迎しているようにしか見えません。
ニラバナも、スッキリと纏まってそつのない絵です。
ある意味珍しくない被写体と草花もごく普通種の組合せ。でもこういう写真が撮れた。
被写体に撮らされた写真とは、対極の撮影テクニック。気に入ったものを素直に写す。脱帽です。

テーマカラーは、もちろん大きく広げた翅表の紫がかったブルーです。

10月

影奴踊り

さくらさん
踊手の影に注目した時点で勝利の女神が微笑みました。大胆に影だけで切り取っています。
眺める内に、頭の中で像が逆転し、選者がこの向きにしました。
すると踊手の影として従順な振りを見せていた影の集団が好き勝手な踊りを…。まるで踊り手の振りになど構っていない様子。踊り手の足から離れてしまった影も出る始末。
踊り手が身につけた黒のパッチを境に現実の世界と迷宮の世界を分けているかのようです。
お見事!

お見事!


テーマカラーは、影の色ブラックです。

11月

雫化粧

脇さん
これまた見事ですね。撮らされてしまった絵の代表格かな?
なんといっても、この被写体を見つけた事に乾杯です。
「フタツメオオシロヒメシャク」という長い名前で漢字では「二つ目大白姫尺蛾」です。
鱗粉が水分をはじき水濡れを防ぐのですが、細かな霧雨を浴び続けると、この絵のように表面にびっしり。最初は細かな粒だったものも隣同士がくっつき合い、徐々に大きく育っていき立派な水玉に。こうなると羽ばたこうにも…

テーマカラーは、二つ目のアイラインに引かれた、樺色のアイシャドーです。

12月

イロハカエデ

風さん
びっしりは同じでも、こちらは紅葉落葉の絨毯ですね。
先に地面に着いていたものと、今当に風で舞ってきたものとの、対比が素敵です。
右には主の幹から繋がる影があって、そこを回り込んで注がれる斜め低く優しい日差しがあたりを包んでいます。
ラストステージを終えたばかりの葉は、暖かな日差しに、心なしかスキップしたようにも見えました。

テーマカラーは、もちろん燃える紅葉です。


コマーシャルメッセージ


▲トップへ戻る