カレンダーコレクションです。

2010年(ゲストの方々の画像にて)

昨年は、思いついたのが遅すぎて、準備期間が足りず、ネット公開だけにしました。
今年もギリギリまで雑用が多く、時間切れ寸前セーフの形で組むことが出来ました。




1月

朝霧

さくらさん
雨上がりの翌朝でしょうか? 微かに茜色に染まる雲に、
朝霧が山並みを深く切り刻んで沸き立つ様子が、とても
すがすがしく、新年にふさわしいと思います。
今年こそ、良いことが起こりそうな予感がします。

2月

飾霜

さくらさん
お料理の世界の「飾り塩」の様に食欲 いや、写欲が湧きそうな
一コマですね。
朝日が差すまでのプレゼントです。たっぷりと味わいましょう。

3月

雪帽子

風さん
選者の住む関東では、早春太平洋岸沿いに東進する低気圧が、北からの
寒波の力を借りて雪のプレゼントをくれるのですが、風さんの所では
どうなのでしょうか?
せっかくほころんだ紅梅が雪のお布団を被り、暖かそうに見えてしまう
写真って、不思議な世界ですね。

4月

トラフシジミ(春型)
vs リキュウバイ

風さん
白帯がくっきり鮮やかに綺麗なシジミチョウの仲間です。
夏型に比べ数が少なく、彼らが繁殖して、夏型へと繋いでくれます。
お花の中、こんな蝶に巡り会えたら、ラッキーですね。
とろけるような色彩の背景の処理も完璧です。

5月

ミドリヒョウモン ♂
vs ガマズミ

風さん
二月続けて蝶の絵です。でも、花の雰囲気も異なりますし、蝶も…
ヒョウモンチョウなど比較的大きな蝶は、越冬種以外は、春遅く現れます。
つまり、綺麗なヒョウモンチョウが見られるようになると、春から夏へと
季節が移り変わることを教えてくれます。
ガマズミは、適時が非常に短い花で、白い沢山の花は、時間が過ぎると
直ぐに、茶褐色に痛み始め、見るも無惨な姿へと変身します。
花期と蝶の発生とが上手くマッチしないと撮れない貴重な絵です。

6月

マメコガネ
vs アジサイ

さくらさん
梅雨といえばアジサイですね。
マメコガネ(コガネムシ)の歩む先には なにが見えるのでしょうか?
今の世相を象徴しているようにも見えます。
中望遠のマクロレンズで背景が程良く暈けて、良い世界を作っています。

7月

アオモンイトトンボ 番

さくらさん
草むらを感じさせるボケ方がステキです。
画面から今にも、そよ風が吹いてきそうな臨場感が有りますね。

8月

ツバメシジミ 番

風さん
こちらも仲の良いお二人さん画像です。
唯でさえ暑い季節なのに、付き合っていられませんね。
逆光側に廻っての作品なので、平坦になりがちな被写体を上手く
背景から拾い出しています。
このテクニックを身につけたなら、もう怖い物なしですね。

9月

虹のある家並み

さくらさん
兎に角個性的な家並みが、嫌みにならずに目を引きます。
こんな家並みをゲットできたなら、半分以上は秀作が出来たも同然です。
そして、おあつらえ向きな、虹の登場です。
ただならぬ光の具合と良い、やぶにらみ的に様々な方角へ目を向けるかのような
窓の並びと良い、まったくもって 物語の予感がします。
しかし、よ〜く もう一度考えてみると、特徴のある家並みは、全国何処でも
見られる光景ですが、この場所は、四軒プラスαの間口を写角に入れられるほどに
空間(空き地)があると言うこと、即ちこの四軒が肩を並べて建つ正面は広大な
空き地なんですね。
これからも魅力的な四軒物語の絵を見せてくださいね。

10月

アサギマダラ ♀
ジュウガツザクラ

風さん
渡りをすることで知られる、アサギマダラですね。
暑いことが嫌いな蝶で、夏期は避暑に高原で過ごし、涼しくなり始めると、
平地にも降りてくるようになるため、5月の終わり頃一旦見かけ、
10月の声を聴く頃、再び見られるようになります。
ジュウガツザクラに吸蜜に来るなんて… 全くの驚きです。
人の気配に飛んでも再び戻ってきてくれたとか、感謝をしないといけませんね。

11月

蒼空

風さん
湿度が低くからっと晴れ上がった蒼空が、何よりもステキですね。
そして、ともすれば半逆光の光で白っぽく写ってしまう空を上手く写し留める
手段として、PLフィルターを用意したことが正解でしたね。
結果として、はっきりとは読みとれませんが、真っ赤に色づいたナンキンハゼの
照り返しも上手く押さえ込まれて、色味に滲みが出ていません。
並木といっても状態は様々で、これも良い具合に変化が見られて良いですね。

12月

イルミネーション

さくらさん
最近あちこちで装飾として飾り立てられたイルミネーションが話題のようですが、
作為的に作られた造形でなく、自然の樹木を活かした、潔さに魅力を感じます。
手前にロッジなのでしょう、シルエットになった雰囲気と、屋根の三角形が
上手く主題を引き立てていて、退屈になりがちな絵に変化を付けています。
とかくイルミネーションとなると、色を使いがちですが、この点でも
青白い色一色に絞った、デザイン力にも敬意を表したいと思います。
ロッジの玄関灯でしょうか?暖色系の色が冷寒色のツリーとの対比で
人の営みを感じさせています。
針葉樹の遠景とイルミネーションの中景、そしてシルエットの近景と空の色
全てが見事にマッチしていてステキです。


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