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10月17日 プージャ前
正確にはいつからプージャがはじまるのか、よく分かっていなかったのですが、どうやらこの日の夜からのようです。
これまで家の中で過ごしてばかりいたので、建て上げ途中だったやぐらなどはどうなっているか、午後から散歩に出ました。



こちらは一番のご近所のやぐら。
ベンガル人の多いこの地域では、私たちは目立つ存在のようで、お買い物や出勤にほぼ毎日使うこの道でスケッチをとっていると「あんたこの間も絵を描いていただろ?」「いつもの女の子はどうしたね?」などと話しかけられます。すっかり覚えられていたようです。



こちらはプージャとは関係ないスケッチですが、街中の到るところに建てられているやぐらを巡っているうちに出合った風景です。
描いていると、通りかかった女の人は「この絵、この後どうするの?」と訝しげだったのですが、単なる道楽だと分かると喜んで、「この場所はHarish Mukherjee Roadというの、書いておきなさい」と去っていきました。スケッチをしていると、面白いことがあるものです。
ひとつ上の絵に色付けをしていたら、どうも水に溶けやすいペンだったようで、水性絵の具ではにじんでしまうので、この絵は色鉛筆を使いました。なんだか、新鮮です。

大通りから少し内側に入って歩いていると、こんなやぐらに出合いました。



藁のようなもので葺いてあるのは、このときまで見たことがありませんでした。この近くには他にも面白いやぐらがあって、そこはアラブの砂漠の中の宮殿をイメージした風で、敷地内には砂が敷き詰められ、真っ黄色の建物で、らくだの作り物が置いてありました。絵心をくすぶるようなものではありませんでしたが。
このスケッチは後ろからとったもの。描いていると「前はあっちだぜ!」と何度も声をかけられました。面白いことに、道は前後に通っているのに、やぐらはどれも、正面(前面)しかデザインされておらず、後ろ側は骨組みむき出し、青や黒のビニールシートがかけられているだけのものばかりです。



Hazra Road沿いに建てられたあるやぐらです。
骨組みのときが格好良くて期待していたのですが、まさかこんなものになるとは。とほほ笑い止まらずにペンをとりましたが、段々嫌気が差してきて、線が荒くなってしまいました。色付けもそこそこに。



この日最後のスケッチ、左の奥にあるのがこのコミュニティの小さなやぐらです。
Garia Hat Mallのすぐ近くですが、チンチン電車が通る道。大分住宅地の中まで入ってきます。スケッチをとっている途中にも、何度も通ってくれて、気持ちがよかったです。
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