523 朝熊岳

三重県伊勢市 標高555m
 H22年 1月31日
クロオさん、くぼちゃんと3人
であいの広場駐車場〜朝熊岳道〜朝熊峠〜
山頂(八大龍王)〜経塚群跡〜金剛證寺〜展望台〜
名古山神社〜奥の院〜朝熊峠〜朝熊山三角点(478m)〜
朝熊峠〜朝熊岳道〜であいの広場駐車場


山頂にて

今日は12月にくぼちゃんと行こうと計画していた朝熊岳です。
昨年の大雪で、伊勢市の天気は良かったのですが、岐阜の大雪で出られず、、あえなく中止に。
今日、再度計画して、クロオさんの案内で登ってきました。
*朝熊岳にある金剛證寺は
、昔より伊勢神宮の鬼門を守る寺として、神宮の奥の院ともいわれ
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の一節にも唄われてる山です。
時間が許せば、内宮に停めて、宇治岳道で登り、帰りは朝熊岳道で降りて、電車で戻って、内宮参拝と思ってましたが
電車の時間や今日の天気予報がよくなく、出会いの広場に停めて、朝熊岳道で山頂に向かいました。
山頂付近の周回をして、来た道を戻ってきましたが、見所が一杯で、なかなか面白い山でした。


1月31日
 5:00 自宅発〜6:10 湾岸桑名IC集合〜7:15=7:20 多気PA〜7:25 伊勢IC 〜7:40であいの広場駐車場 
 7:55 出発〜8:05 四町〜8:15 七町〜8:25 ケーブルカー跡〜8:40=8:45 十五町 休憩〜
 8:55 お礼〜9:00=9:05 朝熊峠 二十二町〜9:25 山頂〜9:35 分岐〜0:40経塚群跡〜9:45 分岐〜
 9:50=10:10 金剛證寺〜10:15=10:25 展望台〜10:35 ハングライダー基地〜10:40 名古山神社〜
11:00 奥の院〜11:15=11:20 金剛證寺 休憩〜11:40 朝熊峠〜11:50 朝熊山三角点(478m)〜
12:00 朝熊峠〜朝熊岳道〜12:45 であいの広場駐車場
 
12:45=13:35 駐車場の東屋でランチ〜13:35 出発 内宮付近に行くも、、大混雑で渋滞中、諦めて
14:15=14:40 伊勢志摩スカイラインで展望台に
14:50 伊勢IC〜15:10多気PA〜16:00 伊勢関IC 大渋滞で下道に〜17:10湾岸桑名 解散 18:20 帰宅

 
どうも今日は予報が良くない。昼には振り出してきそうな気配です。
大垣からR258で湾岸桑名IC近くに、少し遅れて、6時10分に m(_ _)m
東名阪自動車道〜伊勢自動車道に途中多気PAで休憩して、伊勢ICで出ます。


 
出てしばらくは高速のような道です。向かいに朝熊岳が見えてきました。

 
朝熊町の集落から、近鉄の高架をくぐって、狭い道を行きます。
右の写真の分岐から右は歩き、、登山道には行けますが、駐車場に行けません。戻って左に。

 
出会いの広場、、駐車場です。トイレ、東屋完備です。
今日は雨が降る前に、急いで周回して戻って来るとして、
おやつと傘を持って、ランチ、コンロ類は車においていきます。

 
登山口です。朝熊岳道は 山頂まで一町(109m)ごとに石が立てられていて 二十二町で朝熊峠に着きます。
4町、、この辺りに朝熊神社があるはずでしたが、見落としました。(^_^;)

 
道は整備されていて、一本道で迷うところはありませんが、石がごろごろとしていて、少し歩きにくい

 
よく、登られているコースのようで、ショートカットコースが一杯。(^_^;)
そちらは、樹林帯の中で、土でふかふかで歩きやすい道ですが、
今日は朝熊岳道を行くので、、石ごろごろ道を行きます。

 
こんな感じの道が続き、ベンチも多い。展望もありました。鳥羽市内がみえます

 
ケーブルカー跡。このケーブルカーは戦争中に鉄材供出のため、取り壊されたそうです。
ここの橋を渡ったところで、ほぼ半分きました。
木々の間から伊勢湾や二見の町の展望があります。

 
十一町、トラバース道が気になりますが、、。(^_^;)

 
十二町 この石像は積み木崩しのように乗っていて、不安定です。
誰かが修復されてるようですが、像が欠けてたり、離れてたりと、、やや統一されてないようです

 
十五町、何人もの軽装の方とすれ違います。オレンジのズボンの方は年250回登られてるそうです。
クロオさんが、この方から色々情報収集してきてくれました。
地元の方に愛されて、トレーニングにもってこいの山ですね。

 
ここは美しの国 伊勢を望むと、、書いてありますが、樹が成長して、展望無し。看板も剥げてます。(-_-;)

 
十八町 過ぎて、「お礼」、、この地蔵様を寄贈された篤志家の方にお礼の看板。
最初、お札と読んで、うん??、、、、お礼でした (^_^;)

 
二十二町 朝熊峠に着きました。展望も良いところです。
宇治岳道と合流して、登りはここでほとんど終わり。
ここには昔、東風屋(とうふや)という大きな旅館があり繁盛していたそうですが、今は瓦礫があるだけです。

 
宇治岳道と合流してます。昔は朝熊山登山バスが宇治岳道に沿って走っていたそうです。
ここから、ピークを回りこんで行きます。
昔はケーブルカーもバスも通っていて、参詣の人でにぎわっていたようです。
今は伊勢志摩スカイラインで、マイカーで金剛證寺に簡単に参詣できます。

 
分岐は左に、しばらくトラバース道を行きます。
なかなか、道が登って行かないので、心配になった頃、この目印があり、ここから登っていきます

 
途中にも案内。なだらかに登っていくと、アンテナが見えて

 
山頂のある八大龍王社に出ます。コンクリート造りであまり、、威厳の無い感じでした。
展望は良く、天気が良かったら、、、。

 
ここで展望見ながら、ランチもいいでしょうね。今日は良くないので、写真を撮ったら、経塚に向かいます

 
木立からレストハウスがみえます。あそこまで行きます。
雨が降ってきて、傘をさして歩きます。さして歩けるくらいのなだらかな道です。雨もパラパラです。

 
しばらく車道を歩いて、この分岐から経塚跡に。

 
平安末期の遺跡で、国宝も出土しているようです。

 
通り過ぎて、先の分岐から金剛證寺に降っていきます。最初、、工場かと思いましたが、ものすごい数の卒塔婆です。

 
本堂に。蝋梅が咲いてました。ここはあじさいも有名のようです。

 
本堂前には、虎と牛の像がありました。今年は寅年で、、記念に虎さんとツーショットです。

 
境内は広く、伊勢志摩スカイライン(有料)で参拝の方が多かったです。この先、子授け地蔵、、お○○○地蔵と (^_^;)

 
渡道橋を渡って、展望台へ

 
朝熊岳を振り返ります。車道を歩いて、レストハウスに。

 
ここは展望台があり、鳥羽湾に遠くに渥美半島、知多半島、中央アルプス、運がいいと富士山も見えるようです。

 
足湯もあります。散策路があります。曇ってましたが、渥美半島がぼんやりみえました。

 
ハングライダーの基地を過ぎて、左手に入ると、名古山道に入っていきます。

 
そこから、少し入ると名古山神社に

 
少し先に名古山道、ここから、、踏み跡は薄いようです。車道に戻って、奥の院に向かいます。

 
極楽門を通って、卒塔婆、、一万本以上??高いものは7mくらいの角材です。(^^ゞ
圧巻でした、こんな数、こんな大きさの卒塔婆は初めてでした。
奥の院に着きました。名前は呑海院。ここのトイレが最新式のウオシュレットでした。(^^)v

 
さて、金剛證寺のところでおやつを食べて、ここでクロオさんからデコポンを戴きました。m(_ _)m
先ほどの経塚の分岐に、戻って朝熊峠に

 
ここから、宇治岳道を少し行きます。東大の地震研究所もあります。

 
ここが、今日の最大の難所です。ハンターの方の家。猟犬に吠えられます。

 
そこを過ぎて、しばらく行くと電波塔がある小広場の反対側の右手斜面を入ると三角点。
点名 朝熊山 478m、、?・朝熊岳山頂は555mです。

 
道の先に石垣が続きます。ここは御木本幸吉の別荘地があったところです。
道にマンホールがあり、その先の湧き水は、今日は涸れてました。今日は宇治岳道で降りないので戻ります

 
朝熊峠に戻って、降っていきます。

 
降りに、ちょっとトラバース道を行ってみます。歩きやすい道でした。

 
ケーブルカー跡の橋を渡って、

 
朝熊峠からの降りは45分でした。東屋に着いて食事です。

 
今日は肉無しでちくわとお揚げのうどんです。寒いので暖かいものがいいですね。
雨が降り出して、いい時に降りてきました。

 
近鉄の高架を通って、内宮に向かうも大渋滞。諦めて、伊勢志摩スカイラインでドライブ。

 
ドライブウェーでまた金剛證寺のそばを通り、内宮の傍に出ましたが、、ここからインターも混んでました。

 
伊勢自動車道に乗ると渋滞情報。多気PAで休憩して

 
伊勢関ICで出ます。下道を走り、湾岸桑名近くで解散。
クロオさん、案内ありがとうございました。m(_ _)m
曇りのち雨の予報で、途中から降り出しましたが、
展望もあって、宗教色の強い見所がたくさんあって、面白い山でした。
くぼちゃん、またよろしくね。(^_^)/~~

*登山口まで 2時間40分
*行動時間  4時間50分(休憩時間25分) 
        登り 1時間30分(休憩10分) 山頂周回 2時35分(休憩15分) 下り 45分  ランチ50分
*観光      1時間15分
*帰り      3時間30分

     
朝熊七草、固有種らしいです。アサマリンドウは秋の花に時期にもう一度来て観たいです。