日曜日は、朝と夕方磯に向かった。
朝は思ったより波が無く、あきらめムードでだったが、時々くるセットの波で出来るサラシを狙う。
今日は潮位がまだ低く、遠浅のこの場所は手前の浅い場所では魚の反応は無かった。南よりの風がかなり強く、利き腕側からの風が強い。
手前のサラシには反応がないので、立ち位置を変え少し沖の深みを狙う。セットの波が来るのを待って30m程投げる。やっとサラシにフライが入る。サラシが薄く、リトリーブ途中でサラシか消えてしまう。早引きでフライを回収途中にコツリと小さなアタリらしきものが・・・。
次のセットの波で、一面のサラシが出来た。ゆっくりとロングストロークでフライを引いていると、突然ゴンとラインに重みが乗った。そのままラインを引き、しっかり合わせを入れる。竿を立て、ラインを引くと魚が走り出す。すぐに手元のラインは無くなりリールでやり取りする。エラ洗いで、魚の大きさを確認し魚を寄せる。70cmには届かないサイズのヒラスズキだった。
思ったより調子がよさそうなので、あちこち叩いて見たが、結局反応があったのはここ1箇所だけ。途中で激しい雨が降りだして、心が折れて午前の磯は終了。
昼過ぎまでサッパ釣りをし、食材確保の後、夕方別の場所3か所程の磯を回る。
雨は止み、西よりの風に変わっていた。波は朝よりはいい感じでいかにも釣れそうなサラシが広がっていた。
しかし、午後からは何の反応も得られないまま終わってしまった。
次の日の早朝、前日唯一反応があった場所に入ろうと行ってみた。しかし、釣り場に着いて唖然とした。西風がとても強いなとは思っていたが、こんなに波が落ちているとは思っても見なかった。
昨日のポイントは諦め、別の場所を狙ってみる。1箇所目はわずかなサラシを狙って、洗濯岩の浅いスリットの中にある甌穴の深みを狙うが反応が無い。2か所目は沖に向かって深い大きなスリットがある場所。わずかに見え隠れする洗濯岩が何とか薄いサラシをつくっている。しかし、まったく反応が無かった。
その隣の小さなポイント。気まぐれで来る波が来た時だけいい感じのサラシができる。ちょうど移動したときに立て続けに波が来た。岩に乗った波にフライを投げ、流の中を漂わすようにフライを流し込む、その後ゆっくりロングストロークのリトリーブでラインを回収する。コツコツとフライが岩を擦るような感触の直後ドスンとラインに重みが乗る。60cm位の魚がエラ洗い。時間が無いので、強引に寄せてランディング。
思ったより少し大きい65cmちょっとありそうな魚だった。
今年の秋磯は何だかんだ言いながらも、いい感じでコンスタントに魚が出てくれている。フッコ以上の魚の釣った数は60匹を超えた。
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釣り::四季の釣り | 2013/11/12, (Tuesday) 08:24 PM |
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