サケ、マス類の遡上がほとんど無い宮崎で、河川内に入ってくる大型魚を楽しむといえばこの時期のスズキ釣り。 この釣りを始めてもう何年も経つが、未だに納得できる釣りは出来ていない。
身近で、割りと気軽に狙えるが、フライで狙うとなかなか難しい。
流れの中のストリーマーの釣り。
対岸下流にシュート。
ティペットまできれいにターンオーバーさせて着水。
竿を倒しながら、ラインテンションを調整し、流れをゆっくりと横切らせる。
このゆっくりが難しい。張らず緩めず具合が難しい。
特に流れの流芯をまたいでしまうと・・・。
すべて上手く事が運べば、ラインがグッと重くなり魚の重みが掛かる。
何かが足りないと、コンっと竿先を弾くような鋭い小さなアタリだけで終わってしまう。最初はあの大きな魚のアタリだとは想像もできないかも知れない。 「スズキは捕食が下手だから」というような表現を何度かどこかで見たような記憶があるが、ここまで大きくなった魚に、捕食が下手なヤツは居ないと思う。
長年生き抜いてきた魚の方が一枚上手なのだと思う。 抵抗を感じたスズキは、捕食物を一瞬で吐き出すと言う。
釣り人は、魚にあわせる。これが一番。でもこれが一番難しい。
今年も、暫くこの釣りを楽しもうと思う。魚にどれだけあわせる事が出来るのか・・・。
只今、3バイト2ヒット2キャッチ。
| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=343 |
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釣り::四季の釣り | 2011/06/01, (Wednesday) 08:40 PM |
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