Calendar
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<<前月 2024年05月 次月>>
Counter
合計:671025
今日:3272
昨日:15791
Profile
My Home Page
New Entries
Recent Comments
Categories
Archives
Link
Other
Powered By
BLOGN(ぶろぐん)
 

美しい砂浜の釣り
 先週は、白い砂浜を目指して南下しました。

 この辺りは、磯釣りで有名なポイントが目白押しです。しかし、私達は白い砂浜でフライを振ります。

 目的の砂浜に行く途中の海岸沿いは、花崗岩の岩。小さな川は、海岸沿いにもかかわらず、大きな石や滝があり、勾配がとてもきつい川もあります。梅雨時期と言う事もあり、水量は豊富。

 その部分だけ見ると、山岳渓流そのものの渓相です。

 そして、どの川も水は限りなく透明に近く、濁った川はひとつも無いのです。川底は白い砂や岩。ヤマメが釣れてもおかしくないような渓相です。

 この辺りの風景を見ていると、昔よく遊びに行った屋久島を思い出します。

 目的の砂浜は、岩場と岩場の間にある小さな砂浜です。細い道をトコトコと降りて行くと、白い砂浜が見えてきます。

 浜に出ると、あちらこちらに沢山のウミガメの上陸した跡。この浜では、人間の足跡よりカメの足跡の方がはるかに多いのです。



 この辺りは岩場ばかり、カメが産卵出来る浜が少ないので一箇所に集中するのでしょうか?しかし、たくさんの足跡があるのを見るとこの辺りの自然が豊かな事を実感できます。




続きを読む ≫
 浜には、小さな流れ込みがあり、浜とその後ろの山との境目を走り、海に注いでいます。河口から大きな石が点在しています。



 話はそれますが、この辺りの山には、ここの地名が付いた珍しいランが自生しています。果たしてまだそのランがこの辺りの山に自生しているのかどうかは分かりません。二十数年前には自生しているのをこの目で確認しています。



 その浜には、我々が日頃見慣れている波返しなどのコンクリート護岸などは無く、自然そのままの風景に見えました。昔の浜の風景はどこもこんな状態だったのでは無かったのかとふと思いました。



 少し粒の粗い白っぽい砂は、多分花崗岩が細かくなったものなのでしょう。波打ち際を歩くと、泣き砂のように少しググッと音を立てるような振動が伝わります。

 駆け上がりがきつい砂浜は、いかにも大物が回遊して来そうな雰囲気です。

 今回は、残念ながら曇り空で、青い海は満喫できませんでした。釣果も小さなカンパチの子供が1匹ヒットしただけでした。

 でも、とても爽快でした。少し足を伸ばせば、こんなに美しい浜があり、そしてそこで釣りが出来るのですから。ホント、南九州に住んでいて幸せです。



≪ 続きを隠す
| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=176 |
| 釣り::四季の釣り | 2008/06/17, (Tuesday) 06:00 PM | comments (0) | trackback (0) |