朝夕はかなり冷えだし、バイク通勤もそろそろ辛くなってくる季節となってきました。
先週の磯釣りの帰りに、堤防沿いに咲いていたセイタカアワダチソウです。
ここの所、市内のいたる所で黄色い花を咲かせはじめました。
小さい時には、この花に近づくといけないと言われていました。
この花の花粉が、喘息やアレルギーの原因になると言われていたからです。
花粉アレルギーで今問題になっているのはスギなどですが、これらの花は風媒花といって風に乗って花粉を飛ばし受粉するといった形態をとります。
しかし、セイタカアワダチソウは花粉は風に乗って飛ばすのではなく、虫が花粉を運ぶ虫媒花なのです。ですから実際はこの花粉によってアレルギーになる事はあまり無いようです。
要らぬ濡れ衣を着せられたセイタカワダチソウですが、もともとは切花などの観賞用に日本にやって来たと聞いた事があります。確かに、荒地にたくさん咲いているセイタカアワダチソウはとてもきれいです。
また、この植物は、他の植物の生育を阻害する物質を根から出すらしく、セイタカアワダチソウの群落には他の植物は生えにくいと言う事です。このように、他の植物に影響を与えるような植物どうしのかか関わり合いを「アレロパシー」と言うそうです。
このように、アレロパシー物質をだす植物はまだまだたくさんあるそうです。
| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=120 |
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植物 | 2007/10/17, (Wednesday) 05:32 PM |
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