早いもので、もう8月も終わろうとしています。日中はまだまだ暑く、残暑厳しい8月下旬です。
涼を求めて渓流に行ったのですが、涼しかったのは日が高くなるまでの間だけ。開けた渓流では日陰も少なく、汗びっしょりになってしまいました。
午後の渓流、期待して入った場所では大した釣果も無く、渓流沿いの畑から道路に出ました。畑周辺の林に差し掛かるちょっと手前の道端に小さな赤っぽい花が目に止まりました。
夏から秋に掛けて花を咲かす、ゲンノショウコです。
皆さんも一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか?
そうです。薬草として用いられるゲンノショウコです。胃腸薬として古くから用いられているようです。
子供の頃、祖母に煎じ薬としてドクダミやセンブリ、そしてこのゲンノショウコなど飲まされた記憶があります。
独特の匂いが子供の頃には大嫌いで、ゲンノショウコと聞くとあまり良い印象はありませんでした。
でも、初めてゲンノショウコの花を知った時には、あのいやな薬草の印象とは全く違う、こんな小さなきれいな花を咲かすんだとちょっと驚きでした。
花は1cmにも満たない小さなもので、白っぽいものから赤っぽいものまで変異が大きいようです。田の畦や、山道の脇の草地などいろいろな場所で見かける事ができるごく普通の植物です。
| http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=111 |
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植物 | 2007/08/29, (Wednesday) 09:22 PM |
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