四季の雑記帳

うれしい出来事 author : Mitsu 　最近、リンクさせていただいた、AIRさんのBlog「放浪記。ただし、私家版。」記事の内容がなかなか面白く、よく訪問しているBlogのひとつです。 　記事を読んでいると、いろいろ考えさせられる事があったり、もうすっかりどこかに置き忘れて来た何かを思い出させてくれたりします。記事の内容だけでなくそこに書かれていない何かがあるのです。そのメッセージは、何なのかそんな事を勝手に想像しながら楽しんでいます。 　そんなAIRさんにお会いしたいと思い、５月の下旬に一緒に釣りをしました。AIRさんが宮崎に来られてまだ釣った事がないという川のスズキ釣りにお誘いしました。そのときは、渇水状態でどう見てもスズキが釣れる状態ではありませんでした。簡単にスズキ釣りの説明をしてすぐに切り上げました。 　６月に入りようやく待望の好条件がやって来ました。そして今朝、AIRさんから１通のメールが来ました。今朝川のスズキを釣ったと・・・。そのときは、仕事中という事もあり、とうとうスズキを釣ったんだ。ああ良かったな。と思った程度でした。ちょっと残念だったのは、その場に居合わせずAIRさんの喜ぶ姿が見れなかった事です。 　帰ってから早速Blogを覗いて見ると、今朝の出来事の記事が早速載っています。AIRさんの喜びやドキドキが伝わる内容でした。ああ、あそこを案内して良かったなぁ。この記事を読んで心底思いました。そういえば、私も最初はそうだったなとあらためて初めてスズキを釣った時の感動を思い出しました。 　人は、いつも同じ出来事が同じように起こると、最初は感動した出来事も次第に感動が薄れてしまうものです。私は、川のスズキを釣ろうと瀬に立つ度、未だに心臓がドキドキします。しかし、そのドキドキは初期のものとは異質のものであるような気がします。 　この釣りを始めた頃の純粋な魚との出会いに対してのドキドキでは無く、自分の頭に思い描いた釣りの組み立てをいかに現場でこなせるか、上手く釣ろうと考える事による緊張のドキドキかも知れません。何だか私のドキドキはあまりきれいなドキドキではないようです。 　釣りの楽しみ方はいろいろあると思います。技術を磨くのも楽しみのひとつだと思うし、大物を求めて釣り歩くのもひとつの楽しみ、いろいろな魚との出会いを求めてあちらこちらさまよい釣り歩くのもいい、身近な魚とのんびりと付き合うのもひとつだと思います。 　自分はどんな釣りを楽しむのか？その答えはまだまだ先にあるような気がしています。 | http://doratomo.jp/~flyfishing-shiki/note/index.php?e=97 | | 釣り::その他 | 2007/06/04, (Monday) 11:30 PM | comments (0) | trackback (0) |