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ポッパーの試作

試作のポッパー

 この前紹介した発砲素材でポッパーの試作品を作って見ました。

 このポッパーの特徴は、テール材をフックシャンクに巻くのではなく、ポッパーのヘッドに直接差し込む方法を取った事です。

 実は、この発砲素材の中心に小さな孔が開いているのです。ここにテール材を差込みました。

テール材をフックシャンクに巻く手間が省けます。 テール材がフックゲイプに絡むトラブルの減少と、フッキングが少し良くなる効果を期待しています。

 テール材は写真上から、フィッシュヘアー、ドライフライに使うハイビズ、そしてバックテールを使ってみました。素材の硬いものからやわらかいもの色々試して見たかったからです。

試作のポッパーにて
潰れたヘッド
一回のバイトでこんな歯型が

 そして昨日、このポッパーで実釣して見ました。思ったとおりの仕上がりで、テールの絡みのトラブルも一切ありませんでした。

素材自体も軽いので、ヘッド部を少し大きめに作ったのですが、6番ロッドでも十分キャスティングできました。

 水を受ける断面部には、少しくぼみを付けた事により、軽くリトリーブするだけで派手なポップ音も出ます。

 フッキングに関しては、少し良くなった気がするのですが、これに関してはもうちょっと使って見ないと結果は見えて来ない気がします。

 この素材、浮力があり加工しやすいのがいいところなのですが、これが逆に欠点でもありました。

実は、耐久性に難有りなのです。

 昨日は、このポッパーでチヌを狙ったのですが、チヌの咀嚼力は想像以上に強く、簡単に噛み砕かれてしまいました。

最初のポッパーは、3回のバイトで写真のようにつぶれてしまいました。

 他のポッパーも歯型がしっかりと付いています。試作品という事で、今回は塗装していないのですが、塗装すると表面は少しは硬くなる筈です。

 しかし、この結果を見る限り多分大きなチヌがヒットすればひとたまりもなくつぶれてしまいそうです。

 まあ、市販品の価格を考えればかなり安く、加工もしやすいので量産も簡単(慣れれば10分もあれば整形できます)なのでたくさんヘッドを作って置いて、つぶれたらヘッドだけ付け替えればいいかな?

 今度は、別の対象魚で試してみたいと思っています。








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| 釣り::フライ | 2005/08/29, (Monday) 07:31 PM | comments (0) | trackback (0) |