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BLOGN(ぶろぐん)
 

川スズキに熱中した日々(5)
立て続けに釣れる事も・・・

 ようやく待望の雨が降り出しました。週末まで雨ならいいのですが・・・。しかし、仕事はお手上げ状態。

川スズキと仕事の進み具合は相反するのです。

{:rn:}{:rn:}

同じポイントに通いつめてから 

少なくとも、週に3日から4日はそのポイントに通っていました。

梅雨時期の6月は夏至の頃と重なり、夜明けが早いので3時起床の毎朝はつらいです。今考えればよくもまあ毎朝釣りに行ったものだなぁと感心します。 しかし、川に立ちスズキが入れ食い状態になると眠気も吹飛んでしまいます。

 たくさんのスズキを相手にしていると、いろいろな事が分ってきます。

 まずフライの流し方がまずいと、コツリとアタリがあるだけで、スズキはヒットしません。その頃はアタリの半数以下はフッキングまで持ち込めない状態でした。(今でもあまり腕は上達していませんが・・・。)

 ダウンクロス気味にキャストして、直後に竿を上流側に倒します。そして、徐々に下流側に竿先を向けてゆきます。ラインを送り込むように、そして強いテンションを掛けないように・・・。

頭のなかでは分っているのですが、これがなかなか難しいのです。

キャスト、そしてライン捌きがうまく行った時には、向こう合わせでゴツンときます。数が釣れるかどうかはここで決まってしまいます。

 これはうまくフライを流さないとスズキがフライを吸い込み切れないのだと推測しています。スズキの捕食をテレビで何回か見たことがありますが、水と一緒に餌を一気に吸い込んでいるようです。

フライは小魚と違い糸で引っ張られています。そこが自然の餌との大きな違いではないだろうかと思っています。この違いを解消するためには、どうしてもフライの流し方に注意が必要だと感じています。

 また、川の中で釣れるスズキのほとんどの尾びれの下は傷が付いています。この川はゴロタ石の比較的浅い川です。浅い瀬を溯る時や、小魚を追いかける時に浅瀬で傷ができるのではないかと思います。

そして、この傷が大きなものや少ないもの、いろいろな個体が釣れます。傷が大きいものは長く河川に滞在しているもの、少ないのは新規参入者ではないかと思います。

 大雨が降って、しばらくすると水量が減り、濁っていた水が澄んできます。それでも毎朝スズキのライズは続きます。

しかし、こうなって来るとフライで釣るには厳しい状態となってきます。小さなフライを使ったり、ポッパーで反応を見たり、沈めたり浮かしたりといろいろ試して見ましたが結局効果的な解決策は見つけられませんでした。

結局ヒットしたのは、周囲がまだ暗い条件でのヒットが一回きりでした。

 早い流れと、濁り。これが川スズキの不可欠の条件だったのです。

(続く)








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| 釣り::回顧録 | 2005/07/05, (Tuesday) 07:48 PM | comments (0) | trackback (0) |