晩秋:木曽谷・伊那谷
(旧)中山道
は、江戸・日本橋と京・三条大橋の間を結ぶ 主要街道2路のうちの、山地側の1路でした。
この街道は上野国(群馬県)を出て信濃国(長野県)に入ると嶮しくなります。
旧中山道を
「イチニチジュウヤマミチ」
と読んだアナウンサー の話は伝説的に有名ですが、彼女はあながち間違ってるとも言えないかも? というのは
信濃は北、中央、南アルプスが終結する山間の国、中でも北、中央アルプスの谷間・
木曽谷
を走る
木曽街道
とも 呼ばれる路は、文豪
島崎藤村
が
『夜明け前』
で 「
木曾路はすべて山の中である。
あるところは岨そばづたいに行く崖の道であり・・」と記述したぐらいですから。
中央、南アルプスの谷間が
伊那谷
、 こちらはやや緩やかな谷間です。温泉や桜で有名ですね。
木曽谷を流れるのが
木曽川
(左)、伊那谷を流れるのが
天竜川
(右)です。
11月17日は木曽川に沿って、18日は天竜川に沿ってぶらりとしてきました、クシャミをしながら。 残念ながら、木曽路、伊那路は、
すべて風邪の中・・・
木曽路の
「寝覚の床」
は、玉手箱を開けてしまった浦島太郎が やっとたどり着いた場所。ここでやけ酒を呑み??寝てしまい、岩の上で目覚めたそうです。 真似をしては風邪がこじれます!
宿泊した伊那谷の
「早太郎温泉」
も妖怪退治の伝説が・・・。
木曽の山は「イチニチジュウオトギバナシ」と、かのアナウンサーが言ったとか??
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