小生付きの「お天気女神」は、高齢のせいか?、 いつも居眠りばかりで気まぐれ、でも今回は新年早々ということでばっちり働いてくれました。 1月12〜14日の撮影ツアー(下図)では、老女神は付き人の老体を気遣い、撮影スポットでは 「雪の女神」「風の神」 を休ませ、「陽の神」を呼んでくれました。
お蔭で、美ヶ原も西穂高(もちろん登っていません、仰ぎ見ただけです)・他も寒さを忘れる美景・・・。


 美ヶ原は標高2000M、唯一つしかないホテル「王ヶ頭ホテル」では「お酒を控えるように!」と 指示が出ました・・・空気が薄く、廻りが速いからとか。
頼みもしないのに、いつも我が旅に同行してくれる「お酒女神」 に相談したところ、『無視してよい』とありがたいご宣告・・・ 部屋から眺めた美ヶ原のパノラマ光景(下図)が弾んで見えましたね。 『冷えた体は「温泉女神」、冷えた心は「お酒女神」に 温めていただくように』と「お天気女神」もアドバイスしてくれました。



 美ヶ原の老木(左)、西穂高ロープウェイ駅周辺の 壮木(右)・・・各々それなりに存在を主張していましたが、 「雪の女神」は、老木にも冬の試練を与えています。
これが浮世の現実・・・溜息をついて思わずポケットのウィスキー・フラスコを手にした瞬間です。

 しかし、煌めくダイアモンド・ダスト(下)や西穂高の凛凛しい姿が、 生への勇気と感動を与えてくれたのも事実・・・
もう少し頑張らなくっちゃ!!。

 壮年の貴方も、老年の貴方も・・・暖かい部屋で写真をご覧頂ければ幸いです。