ワグナー・グループ



ワグナー・グループまたはワグネル
(ロシア語: Группа Вагнера、英語: Wagner Group)は、
ロシアの民間軍事会社(PMC)。

複数の紛争にて、ロシア連邦政府の対外政策に沿う形で傭兵として派遣され、
親ロシア系武装勢力や外国軍と共に戦うことが多い準軍事組織だとされている。
2014年クリミア危機やシリア内戦、リビア内戦[1]での活動で知られている。

ただし、ロシア連邦大統領報道官ドミトリー・ペスコフは記者団に対して、
「ロシアには民間警備会社はあるが、民間軍事会社はない」と説明している。

民間軍事会社
民間軍事会社とは、直接戦闘、要人警護や施設、車列などの警備、軍事教育、
兵站などの軍事的サービスを行う企業。
PMC(private military company または private military contractor)、
PMF(private military firm)、PSC(private security company
 または private security contractor)などと様々な略称で呼ばれるが、
 2008年9月17日にスイス・モントルーで採択されたモントルー文書で規定された
 PMSC(private military and security company、複数形はPMSCs) が公的な略称である。