偏西風(Westerlies)は、平均的に30度から65度の緯度帯に かけてみられる西から東に向かって流れる気流のこと。 中緯度上空にみられるので中緯度偏西風(帯)ともよばれる。 冬は低緯度側に広がり、夏は高緯度に縮小する。 中緯度の大陸西岸は年間を通して影響を受け海洋性気候となる。 この気流は雲、航空機が上空で受ける追い風や向かい風などから 存在が容易に認めることができる。