カルロス・ゴーン



カルロス・ゴーン(Carlos Ghosn、1954年3月9日 - )
国籍 ブラジル フランス レバノン レバノン人

両親はレバノン人で、ブラジルで誕生。幼少期をブラジルで過ごし、中等教育は父の母国である
レバノンのベイルートで受けた。
フランスの工学系グランゼコールの一つであるパリ国立高等鉱業学校を卒業した後、
フランス大手タイヤメーカー、ミシュランに入社し18年間在籍。

ミシュラン社での業績を評価され、ルノーに上席副社長としてスカウトされ、同社の再建にも貢献した。
1999年3月、当時経営と財政危機に瀕していた日産がルノーと資本提携を結び、同年6月、
ルノーの上席副社長の職にあったゴーンが、ルノーにおけるポジションを維持しつつ、
日産自動車の最高執行責任者(COO)に就任。
後に日産自動車の社長兼最高経営責任者(CEO)、ルノーの取締役会長兼CEO(PDG)、
ルノー・日産アライアンスの会長兼最高経営責任者(CEO)に就任。

「コストキラー」「ミスター調整」 などの異名をとるゴーンは、日産再建に向け社員とともに
「日産リバイバルプラン」を作成。
短期間で日産の経営立て直しを果たし、2003年にフォーチュン誌は、
彼を「アメリカ国外にいる10人の最強の事業家の一人」と称している。
2013年6月から2016年6月には、ロシアの自動車メーカのアフトヴァース会長も務めていた 。